オラクル株を買ってみたいけど、米国株って何だか難しそう…手数料や税金もよく分からないし…
AI・クラウド分野で注目されるオラクル(ORCL)株。その将来性に期待してオラクル株の買い方を調べてみたものの、上記のように感じていませんか?
ご安心ください。この記事を読めば、初心者でも迷わず、お得にオラクル株投資を始められます!
SBI証券や楽天証券の公式サイト情報を基に、具体的な手順を図解レベルで分かりやすく解説します。
この記事でわかること
- 初心者でも分かる、オラクル株購入に必要な3つの準備
- SBI、楽天、マネックス証券の「手数料」「為替コスト」徹底比較
- 新NISAの成長投資枠でオラクル株を非課税で買う方法
- 実際の注文画面を想定した、具体的な買い方5ステップ
- 知らないと損する、米国株の配当金と税金の仕組み
オラクル株の買い方、最初のステップは?必要な準備を3つに整理
米国株って、どうやって買えばいいんですか?まず何をすれば?
証券会社を選んで、口座を開設するところからですね。必要な準備を3つのステップで整理しました。
ここでは、オラクル株を買うために、まず何から始めればよいのかを3つのステップに整理して解説します。
準備①:証券会社を選ぶ
現在、日本の個人投資家が米国株に投資する場合、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社が主要な選択肢とされています。これらの証券会社が選ばれる理由は、「米国株取扱銘柄数」「専用ツール・情報量」「NISA対応とコスト競争力」のバランスが優れているためです。(出典: diamond.jp)
後のセクションで詳しく比較しますが、まずはこの3社の中から自分に合いそうな証券会社を選ぶことから始めましょう。
準備②:証券総合口座と外国株式取引口座を開設する
証券会社を決めたら、次に口座を開設します。米国株を取引するには、通常の「証券総合口座」に加えて、「外国株式取引口座」の開設が必要です。
【用語解説】外国株式取引口座
日本株などを取引する証券総合口座の中に作られる、米国株などの海外株を取引するためのサブ口座のようなものです。ドル建ての資金管理や海外市場への発注などを行います。
多くの場合、証券総合口座の開設と同時に申し込めるか、開設後にオンラインで簡単に追加手続きができます。
準備③:新NISA口座を開設する
これも証券総合口座の開設と同時に申し込むのがスムーズです。すでに他の金融機関でNISA口座を持っている場合は、金融機関の変更手続きが必要になります。
「証券口座」「外国株式取引口座」「NISA口座」と聞くと難しそうですが、要は「どの証券会社でやるか決めて、全部まとめて申し込む」と覚えておけば大丈夫です。
オラクル株を買うための準備まとめ
- 準備①:SBI証券、楽天証券、マネックス証券など、米国株が買える証券会社を選ぶ。
- 準備②:「証券総合口座」と「外国株式取引口座」を開設する。
- 準備③:利益を非課税にしたいなら「新NISA口座」も同時に開設する。
【徹底比較】オラクル株はどこで買う?主要ネット証券3社
SBIと楽天、どっちがいいんですか?
どちらも優秀ですが、ポイントやアプリの好みで選ぶと良いでしょう。3社を比較してみます。
ここでは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社を比較し、あなたがどこでオラクル株を買うべきかの判断材料を提供します。
手数料・為替コストで比較
米国株投資では、売買手数料と為替コストがリターンに直接影響します。
【主要ネット証券3社の手数料・為替コスト比較(2025年時点目安)】
| 項目 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
|---|---|---|---|
| 新NISAの米国株手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 通常口座の米国株手数料 | 約定代金の0.495%(上限22ドル) | 約定代金の0.495%(上限22ドル) | 約定代金の0.495%(上限22ドル) |
| 為替コスト(円貨決済時) | 1ドルあたり25銭 | 1ドルあたり25銭 | 買付時0銭、売却時25銭 |
(出典: sbisec.co.jp, crexgroup.com, moomoo.com, info.monex.co.jp)
2024年から始まった新NISAでは、3社とも成長投資枠での米国株売買手数料は無料となっており、手数料面での差はほとんどありません。
取扱銘柄数と情報量で比較
- SBI証券: 取扱銘柄数は業界トップクラス。企業情報やレポートも充実しており、本格的に情報収集したい人向け。
- 楽天証券: 取扱銘柄数は大手水準。ランキングや初心者向けコンテンツが豊富で、情報収集のしやすさに定評があります。
- マネックス証券: 3社の中で米国株の取扱銘柄数が最も多いとされ、専門的なレポートや分析ツールなど、情報力で一歩リードしています。
アプリの使いやすさとポイント連携で比較
- SBI証券: 多機能な分、初心者にはアプリの画面がやや複雑に感じられるという声もあります。
- 楽天証券: スマホアプリが直感的で分かりやすく、楽天ポイントを投資に使えたり、貯められたりする点が最大の魅力です。
- マネックス証券: こちらも専用アプリを提供していますが、特に米国株に特化した情報収集機能が評価されています。
結論:あなたのスタイルに合う証券会社はここ!
SNSなどでは「楽天証券とSBI証券、米国株やるならどっちがおすすめ?」といった声が多く見られます。結論として、以下のようにまとめることができます。
- コスト最優先で、総合的に色々な商品に投資したい → SBI証券
- 楽天ポイントを貯めており、アプリの使いやすさを重視したい → 楽天証券
- オラクル以外のマニアックな米国株にも挑戦したい → マネックス証券
正直なところ、この3社であればどこを選んでも大きな失敗はありません。ご自身の普段使っているサービス(銀行やECサイト)との連携で選ぶのも良いでしょう。
証券会社選びの結論
- コスト最優先で、総合的に色々な商品に投資したい → SBI証券
- 楽天ポイントを貯めており、アプリの使いやすさを重視したい → 楽天証券
- オラクル以外のマニアックな米国株にも挑戦したい → マネックス証券
【新NISA活用術】オラクル株の利益を非課税にする「成長投資枠」とは
どうせなら税金払いたくないです。NISAって使えるんですか?
はい、「成長投資枠」が使えます。利益が非課税になるメリットは大きいですが、デメリットも知っておきましょう。
次に、オラクル株への投資でぜひ活用したい「新NISA」について解説します。
新NISA「成長投資枠」の基本をわかりやすく解説
2024年から始まった新NISAは、個人投資家のための税金優遇制度です。
新NISAのポイント
【2つの投資枠】
「つみたて投資枠」(年間120万円)と「成長投資枠」(年間240万円)を併用できます。
【非課税期間が無期限】
従来のNISAと異なり、非課税で保有できる期間に制限がありません。
【非課税枠の再利用が可能】
NISA口座内で売却した場合、その元本分の非課税枠が翌年に復活します。
オラクルのような米国の個別株は、このうち「成長投資枠」を使って購入することができます。(出典: rakuten-sec.co.jp)
メリット:値上がり益と配当金が非課税に
通常、株式投資で得た利益(値上がり益や配当金)には約20%の税金がかかります。しかし、NISA口座内での利益はすべて非課税になります。
例えば、成長投資枠でオラクル株に100万円投資し、将来200万円に値上がりしたとします。この場合、利益の100万円がまるまる手元に残ります。特定口座であれば、利益100万円に対して約20万円の税金がかかるため、この差は非常に大きいと言えます。
デメリット:損益通算ができない点に注意
例えば、NISA口座のオラクル株で10万円の損失を出し、特定口座の別の株で20万円の利益が出たとします。この場合、特定口座の20万円の利益に対して通常通り約20%の税金がかかり、NISA口座の損失は考慮されません。
このため、専門家の中には「個別株への集中投資はリスクが高いので、新NISAの成長投資枠ではインデックスファンドのような分散投資をコアにし、個別株は特定口座で取引する方が良い」という意見もあります。(出典: cocozas.jp)
新NISAでオラクル株を買うメリット・デメリット
- メリット:値上がり益も配当金も、利益がすべて非課税になる。
- デメリット:万が一損失が出ても、他の課税口座の利益と相殺(損益通算)できない。
【実践】オラクル株(ORCL)の具体的な買い方5ステップ
口座も開いたし、お金も入れました! で、どうやって買うんですか?
ここからは実際の注文です。5つのステップで、誰でも簡単に買えるようになりますよ。
それでは、実際にオラクル株を購入する手順を5つのステップで解説します。
ステップ1:証券口座へ日本円を入金する
まずは、開設した証券口座に投資資金となる日本円を入金します。ネットバンキングからの即時入金サービスなどを利用すると、手数料無料でスピーディーに入金できます。
ステップ2:日本円を米ドルに両替する(外貨決済の場合)
次に、入金した日本円を米ドルに両替します。これは「外貨決済」という方法で米国株を買う場合に必要です。証券会社のウェブサイトやアプリから、為替振替のメニューを選んで実行します。
「円貨決済」を選ぶ場合は、このステップは不要です。円貨決済なら、証券会社が自動で円をドルに換えて決済してくれます。
ステップ3:銘柄を検索する(ティッカー:ORCL)
取引画面で、購入したい銘柄を検索します。米国株の場合、社名の「オラクル」でも検索できますが、「ORCL」というティッカーシンボルで検索するのが一般的で確実です。
ステップ4:買い注文を出す(口座区分・株数・価格)
銘柄が見つかったら、買い注文画面に進みます。ここで入力する主要な項目は以下の通りです。
- 口座区分: 「特定」や「一般」ではなく、「NISA(成長投資枠)」を選択します。
- 株数: 買いたい株数を入力します(例: 10株)。
- 価格: 「指値」か「成行」かを選択します。初心者は、予期せぬ高値で買ってしまうリスクを避けるため、上限価格を指定する「指値」注文がおすすめです。
- 決済方法: 「円貨決済」か「外貨決済」かを選択します。
ステップ5:注文内容を確認して発注する
最後に入力内容に間違いがないかを確認し、取引パスワードなどを入力して発注します。これで注文は完了です。
【要注意!】
SNSなどでは「NISAで買うつもりが、口座区分を選び忘れて特定口座で買ってしまった」という失敗談がよく見られます。一度約定すると変更はできないので、注文前の確認はくれぐれも慎重に行いましょう。
円貨決済と外貨決済はどっちがお得?メリット・デメリットを解説
円貨決済と外貨決済って、どっちを選べばいいんですか?
手軽さなら「円貨」、コストなら「外貨」です。最初は円貨決済で慣れるのがおすすめですよ。
米国株を買う際、多くの初心者が迷うのが「円貨決済」と「外貨決済」のどちらを選ぶかです。それぞれの特徴を理解しましょう。
手軽さ重視なら「円貨決済」
円貨決済は、証券口座にある日本円の残高のまま米国株の注文を出すことができます。約定すると、証券会社が必要な米ドルを自動で両替してくれるため、事前の両替手続きが不要なのが最大のメリットです。
ただし、この自動両替には、証券会社が定めた為替スプレッド(手数料)が上乗せされるため、自分で両替するよりは少しだけコストが割高になるのが一般的です。
コスト重視なら「外貨決済」
外貨決済は、あらかじめ自分で円を米ドルに両替しておき、その米ドルで株式を売買する方法です。
リアルタイム為替取引などを利用すれば、円貨決済よりも有利なレートで両替できることが多く、為替コストを抑えられるのがメリットです。一方で、自分で為替レートの良いタイミングを見計らって両替する手間がかかるのがデメリットです。
初心者におすすめはどっち?
「最初は手軽な円貨決済で始めて、取引に慣れてきたらコストを意識して外貨決済に挑戦する」のがおすすめです。
SNSでも「最初は円貨決済で、投資額が増えてから外貨決済に切り替えた」という声が多く見られます。まずは少額から円貨決済で米国株取引の感覚を掴むと良いでしょう。
【税金】オラクルの配当金はいつ貰える?二重課税と外国税額控除の仕組み
米国株の配当金って、税金がややこしいって聞きました。
日本とアメリカで二重に税金がかかります。でも、確定申告で一部取り戻せる「外国税額控除」という仕組みがあるんです。
オラクル株を保有していると、配当金を受け取れる可能性があります。しかし、米国株の配当金には少し複雑な税金のルールがあります。
米国株の配当金にかかる「二重課税」とは?
米国株の配当金には、まず米国で10%の税金が源泉徴収されます。そして、その残りの金額に対して、日本でさらに約20%の税金がかかります。このように、同じ利益に対して二つの国で課税されることを「二重課税」と呼びます。(出典: renosy.com)
確定申告で税金を取り戻す「外国税額控除」の仕組み
この二重課税を調整するため、「外国税額控除」という制度があります。
これは、確定申告を行うことで、米国で支払った税金の一部を、日本で納めるべき所得税から差し引く(還付してもらう)ことができる制度です。ただし、控除できる金額には上限があり、全額が戻ってくるわけではありません。(出典: probitas.jp)
【重要】NISA口座では外国税額控除は使えない
ここで非常に重要な注意点があります。NISA口座で受け取った配当金については、外国税額控除を利用できません。
なぜなら、NISA口座は日本での税金が非課税になる制度であり、そもそも控除すべき日本の税金が存在しないためです。結果として、NISA口座で米国株の配当を受け取った場合、米国で源泉徴収される10%の税金は、そのまま最終的な負担となります。(出典: all-senmonka.jp)
配当金を多く受け取る投資戦略の場合、この「外国税額控除が使えない」という点はNISAのデメリットにもなり得ます。一方で、値上がり益を狙う場合は、非課税のメリットが圧倒的に大きくなります。
米国株配当金の税金まとめ
- 二重課税:米国で10%、日本で約20%と、二重に税金がかかる。
- 外国税額控除:確定申告をすれば、米国で払った税金の一部を取り戻せる。
- NISAの注意点:NISA口座の場合、日本では非課税なので外国税額控除は使えない。米国での10%課税はそのままかかる。
米国株投資の手数料とコストまとめ
結局、オラクル株を買うのにかかるコストって、全部で何種類あるんですか?
大きく分けて「売買手数料」「為替手数料」「税金」の3つです。それぞれ整理しましょう。
最後に、オラクル株投資にかかるコストを改めて整理しておきましょう。
① 売買手数料:NISAなら無料が基本
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社では、新NISAの成長投資枠を使えば、オラクル株の売買手数料は無料です。特定口座の場合は、約定代金の0.495%(上限22ドル)程度が標準となります。
② 為替手数料:円貨決済か外貨決済かで変わる
日本円と米ドルを交換する際に発生するコストです。「円貨決済」の場合、1ドルあたり25銭程度が一般的です。「外貨決済」でリアルタイム為替取引などを利用すれば、このコストをさらに抑えることが可能です。
③ 税金:配当金にかかる日米の税金
配当金を受け取った場合、NISA口座であっても米国で10%の税金がかかります。特定口座の場合は、さらに日本でも課税されますが、確定申告で外国税額控除を利用することで一部還付を受けられる可能性があります。
オラクル株の買い方に関するよくある質問(FAQ)
- Q1: SBI証券と楽天証券、初心者にはどちらがおすすめですか?
-
A1: アプリの使いやすさや、普段楽天のサービスをよく使う方なら楽天証券、コストを最優先し、幅広い商品を一つの口座で管理したいならSBI証券がおすすめです。どちらも業界最高水準なので、最終的には好みで選んで問題ありません。
- Q2: 円貨決済と外貨決済、どちらを選べば良いですか?
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A2: まずは手軽な円貨決済で始めて、取引に慣れ、為替コストを意識するようになったら外貨決済に挑戦するのがおすすめです。
- Q3: 外国税額控除は、やった方がお得ですか?
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A3: 年間の配当金が数万円以上になるなど、ある程度の金額を受け取るなら、確定申告の手間をかけても申請するメリットは十分にあります。配当が少額の場合は、手間とのバランスで判断しましょう。
- Q4: 新NISAの成長投資枠でオラクル株を買うデメリットはありますか?
-
A4: はい、あります。万が一、株価が下落して損失が出ても、特定口座の利益と損益通算ができない点がデメリットです。そのため、個別株への集中投資には注意が必要です。
- Q5: 注文方法で「成行」と「指値」はどちらが良いですか?
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A5: 初心者の方は、想定外の価格で約定してしまうリスクを避けるため、購入価格の上限を指定できる「指値注文」から始めることをおすすめします。
- Q6: オラクル株は何株から買えますか?
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A6: 米国株は1株から購入できます。オラクル株の現在の株価を確認し、「株価 × 為替レート」で日本円での最低購入額を計算できます。
まとめ:3つの準備で、今日からオラクル株主になろう
本記事では、初心者がオラクル株を購入するための具体的な手順と知識について、詳しく解説しました。
「オラクル株の買い方」3つの重要ポイント【総復習】
- 証券会社選び
- コスト重視ならSBI証券、ポイントや使いやすさなら楽天証券、米国株の情報量ならマネックス証券が有力候補。
- 購入手順の理解
- 口座開設から銘柄検索(ORCL)、注文(NISA指定)まで、5つのステップで誰でも簡単に購入できる。
- NISAと税金の知識
- 新NISAの成長投資枠を使えば値上がり益は非課税。ただし、配ご配当金には米国で10%課税され、外国税額控除は使えない点に注意。
オラクル株の買い方は、ポイントさえ押さえれば決して難しくありません。この記事で、米国株投資へのハードルが少しでも下がったと感じていただけたなら幸いです。AIやクラウドの未来に投資する第一歩を、ぜひ踏み出してみてください。











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