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エヌビディアの次はキオクシア?予想利益48倍「日本版NVIDIA再来」の理由

2026 5/27
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キオクシア 株価
2026年5月27日
エヌビディアの次はキオクシア?予想利益48倍「日本版NVIDIA再来」の理由
男性

エヌビディアの次に大化けするのは本当にキオクシアなのか?
その理由は?

結論から言うと、AI相場の主役が「GPU単品」から「周辺メモリやインフラ」へと完全に移行しているためです。

ネット上では「キオクシアの予想利益が48倍になる」という噂が広まり、熱狂を生んでいます。なぜこのような異常な数字が飛び交っているのか、過去の事例や専門データから意外な事実が見えてきました。

目次

エヌビディアの次にキオクシアが覇権を握る理由「予想利益48倍」の衝撃

エヌビディアの決算が発表される前後から、SNSでは次の主役を探す動きが加速しています。その中で最も注目を集めているのが、日本の半導体メモリ大手であるキオクシアです。

X特定班が熱狂する「2027年第1四半期予想」の異常値

ネットの特定班の間では、キオクシアの数年後の業績について異常な数字がシェアされています。実際に以下のような書き込みが拡散され、大きな話題を呼んでいます。

「キオクシア決算がヤバすぎる。売上高2兆3376億営業利益8761億当期利益5544億更にヤバいのが2027年の第1四半期予想売上高1兆7500億営業利益1兆3000億これNVIDIAの再来か?笑」

キオクシア

決算がヤバすぎる。

売上高2兆3376億
営業利益8761億
当期利益5544億

更にヤバいのが2027年の第1四半期予想
売上高1兆7500億
営業利益1兆3000億

これNVIDIAの再来か?笑
今後の日本株はキオクシアに左右されるかもしれない笑 pic.twitter.com/9iWsgoOpmI

— 株鬼 (@23kabuki) May 15, 2026

この「2027年第1四半期に営業利益1兆3000億円」という噂について調査しましたが、現時点でキオクシアの公式IRや有価証券報告書に、この数値を裏付ける公開データは見当たりませんでした。

しかし、公式発表がないにも関わらず、なぜこれほどまでに強気な数字が信じられているのでしょうか。そこには、現在の株式市場が抱えるある心理が隠されています。

決算後の事実売りで損した投資家の「次の一手」特定作業

投資家たちがキオクシアに熱狂する背景には、エヌビディアに対する「トラウマ」があります。エヌビディアの業績がどれだけ良くても、決算発表直後に株価が下がる現象が繰り返されてきたためです。

「結果論ですがJX金属やフジクラは昨日が買い場だったってことですね 昨日入るのはNVIDIA決算ギャンブルになるので私はマイルールとしてやらないですが笑」

結果論ですが
JX金属やフジクラは
昨日が買い場だったってことですね

昨日入るのは
NVIDIA決算ギャンブルになるので
私はマイルールとしてやらないですが笑

やはり
決算いいのに決算後に下げた銘柄に入る
これが一番よさげ
だいたい戻りますもんね笑

— チヨスケ (@machiyosuke321) May 20, 2026

このように、「もうエヌビディア本体を買うのは危ないから、その周辺を支えるインフラ企業を買おう」という動きが強まっています。これが、AIメモリの主力企業であるキオクシアに資金と期待が集中している最大の理由です。

エヌビディアの次がキオクシアである理由はA説「GPU単品からAIメモリへのシフト」

期待先行の噂だけでなく、実際に業界全体の構造が大きく変わろうとしています。AIを動かすための部品が足りなくなっているのです。

終わらないAI需要と「周辺インフラ総取りゲーム」の実態

特定班は、現在の相場を「インフラの総取りゲーム」だと分析しています。

「SOX指数は年初来安値から+64.8%📈上昇率トップ10のうち8銘柄が半導体関連(中略)👉得する:GPUだけでなくCPU・メモリ・電源まで見る人 👉損する:「AI=エヌビディアだけ」と思考停止の人 AI相場はもう“GPU単品”じゃなく、インフラ総取りゲームです📊」

【米国半導体市況】

SOX6割高の正体💹

SOX指数は年初来安値から+64.8%📈
上昇率トップ10のうち8銘柄が半導体関連、インテルは3倍・マイクロンとAMDは2.3倍💥
👉得する:GPUだけでなくCPU・メモリ・電源まで見る人
👉損する:「AI=エヌビディアだけ」と思考停止の人…

— SHOGUN_SYNDICATE (@SHOGUN_SY) May 13, 2026

この推測は、専門機関のデータが示す「メモリ市場への需要シフト」というトレンドとも整合しています。半導体市場の調査会社であるTrendForceによると、2026年のメモリ市場規模は前年比134%増の5,516億ドルに達し、半導体を作る工場(ファウンドリー)の市場の2倍以上になる見込みだと発表されています。(出典:EE Times Japan)

フィジカルAIを裏で支える高性能SSD需要のカラクリ

なぜこれほどまでにメモリが必要になるのでしょうか。それは、AIの賢さが上がれば上がるほど、データを記憶して引き出す「倉庫」の役割が重要になるからです。

  • 【AIの仕組みの変化】: AIが言葉を学習する段階から、実際に考えて答えを出す(推論)段階に入ったことで、サーバー1台あたりのメモリ搭載量が大幅に増加しています。(出典:マイナビニュース)
  • 【GPUだけでは動かない】: エヌビディアの高性能なGPUを何枚並べても、データを一時保存するメモリ(HBM)や、データを保管するストレージ(SSD)の性能が追いつかなければ、システム全体の処理速度は頭打ちになってしまいます。

HBM(広帯域メモリ)とNANDの世界的需給逼迫メカニズム

キオクシアが主力とするNAND型フラッシュメモリーや、AI専用のHBMは、世界中で深刻な品薄状態になるという見方が強いようです。より詳しい技術的なメカニズムを知りたい方は、以下の専門データを確認してください。

HBMと先端3D NANDが構造的に不足する専門的メカニズム(クリックで開く)

生成AIの大規模言語モデル(LLM)は、推論時に膨大なパラメータと中間データをメモリ上に保持しながら計算を行うため、高帯域幅DRAM(HBM3/4等)によるGPUへのデータ供給と、ストレージ層(NANDフラッシュ+SSD)によるデータセットの高速読み出し・キャッシュの両方が強烈なボトルネックとなります。TrendForceの分析によれば、GPUの演算性能(FLOPS)が向上しても、メモリ帯域・容量・ストレージI/Oが追いつかないと、システム全体のスループットは頭打ちになります。

特にAIデータセンターでは、学習用・推論用データセットを高速に供給するため、大容量のNVMe SSDを大量に搭載する構成が一般化しており、1ラックあたりのSSD搭載容量が従来のクラウド用途よりも飛躍的に増加する傾向があります。これに伴い、NANDフラッシュのビット需要もAIサーバ数の増加以上に大きく伸びると予測されています。

さらに供給側の構造的な問題として、高層化・微細化が進んだ3D NANDフラッシュの製造は極めて技術的難易度が高く、歩留まりの維持と莫大な設備投資負担がのしかかります。HBMや先端DRAMへの設備投資にウェハの生産キャパシティが大きく偏ることで、NAND側への投資が相対的に抑制され、結果としてNANDフラッシュ市場全体で強い供給制約(タイト化)が発生しやすいという物理的・資金的なメカニズムが働いています。

このように、メモリ不足は一時的なものではなく、AIシステムそのものの構造から生じる避けられない問題なのです。

エヌビディアの次がキオクシアである理由はB説「グローバル投資家との目線一致」

日本国内だけでなく、海外の投資家たちも全く同じように「次はメモリだ」と動いています。

SKハイニックス同時急伸に見る海外マネーの流入経路

エヌビディアの決算が発表された直後、韓国の半導体メーカーであるSKハイニックスの株価が急伸しました。

  • 【SKハイニックスの最高値更新】: 2026年5月、SKハイニックスの株価は一時10%超の急騰となり、過去最高値を更新しました。これはエヌビディア向けに新型HBMを独占供給している強みが評価されたためです。(出典:TradingKey
  • 【連動する市場】: 日経新聞の報道でも、エヌビディアの好調な業績発表をきっかけに、AIメモリの需要拡大が期待され、SKハイニックスやマイクロンといった世界のメモリ関連株が連れ高になる現象が確認されています。(出典:日本経済新聞)

海外マネーがAIメモリに殺到しているという客観的な事実が、日本におけるキオクシアへの熱狂をさらに裏付けていると言えます。

メモリー株ブームを裏付ける「経営者向け日報」の検証

Xでは、単なる株推しではなく、業界構造の根本的な変化を指摘する専門的な投稿もバズを生んでいます。

「キオクシアはなぜ予想利益が48倍?AI半導体メモリ需要の業界構造を大解説。ディスコ、アドテスト、レゾナック、東エレも恩恵:経営者が読むNVIDIAのフィジカルAI / ADAS業界日報 by 今泉大輔」

キオクシアはなぜ予想利益が48倍?AI半導体メモリ需要の業界構造を大解説。ディスコ、アドテスト、レゾナック、東エレも恩恵https://t.co/IiW3FDR4Cu
なぜ今、これほどまでに巨額の利益が特定のプレイヤーに集中する「異常事態」が起きているのか。その謎を解き明かす鍵は、AIの計算能力を極限まで… pic.twitter.com/2ZZrTs7zZ0

— 【X速報】経営者が読むNVIDIAのフィジカルAI / ADAS業界日報 by 今泉大輔 (@researchpro_jp) May 18, 2026

個人投資家だけでなく、経営者や機関投資家までもが「エヌビディアの次はキオクシアをはじめとするインフラ企業が恩恵を受ける」というシナリオを共有し始めていることがわかります。

エヌビディアの次にキオクシアを推す層の不安「過去のNANDバブル崩壊」との決定的違い

しかし、キオクシアに投資することに慎重な声も少なくありません。過去にメモリ事業で大きな赤字を出したトラウマがあるからです。

旧東芝メモリ時代と2025年赤字転落のトラウマ

キオクシアの前身である旧東芝メモリの時代、2017年から2018年にかけても「メモリのスーパーサイクル」と呼ばれる好景気がありました。

  • 【過去のバブル崩壊の原因】: 当時の好景気は、スマートフォン需要と一般的なクラウドの拡大が原因でした。しかし、多くの企業が参入して作りすぎた結果、スマートフォンの売れ行きが落ちると同時に価格が暴落し、大きな赤字に転落しました。(出典:マイナビニュース)

この苦い経験があるため、「今回もまたすぐにバブルが弾けるのではないか?」と不安視する人がいるのは当然のことです。

一過性のスマホ需要ではなく「構造的インフレ」という確証

調査の結果、今回のAIメモリ需要は、過去のスマートフォン向け需要とは「決定的な違い」があることがわかりました。

  • 【需要が全く違う】: 単なるスマホの台数増ではなく、AIデータセンターという巨大な施設そのものが爆発的に増え、さらにサーバー1台あたりのメモリ搭載量も桁違いに増えています。
  • 【簡単に作れない】: AI向けの先端メモリ(HBMや高層3D NAND)は作るのが非常に難しく、世界でも数社しか作れません。過去のように「いろんな会社が参入して作りすぎて暴落する」という無秩序な競争が起きにくい構造になっています。

つまり、AIバブルは決して崩壊したわけではありません。相場の主役が、表舞台のエヌビディアのGPUから、裏側を支えるキオクシアなどのインフラ(メモリ)へと本格的に移行したという見方が強いようです。

キオクシア 株価
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この記事を書いた人

カナメ | 金融リサーチ・ライター / 資産形成実践家のアバター カナメ | 金融リサーチ・ライター / 資産形成実践家

金融メディア執筆歴10年超。「株価がなぜ動いたか」をデータに基づき言語化する専門家です。
個人としても海外ファンド・株式市場での長期運用を10年以上継続中。投資家の視点とライターのリサーチ力を活かし、金融庁・取引所等の一次情報をベースにした、中立で精度の高い市況解説を行います。

※本サイトの内容は投資助言を目的としたものではなく、一次情報に基づく中立的な情報提供を目的としています。

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カナメ
金融リサーチ・ライター / 資産形成実践家
金融メディア執筆歴10年超。「株価がなぜ動いたか」をデータに基づき言語化する専門家
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