MENU
  • ホーム
  • このサイトについて
  • 運営者プロフィール
  • お問い合わせ
  • 情報源まとめ
あなたの「金融・お金を知りたい」にフォーカスする。
Daily Money Focus:デイリー金融フォーカス
  • ホーム
  • このサイトについて
  • 運営者プロフィール
  • お問い合わせ
  • 情報源まとめ
Daily Money Focus:デイリー金融フォーカス
  • ホーム
  • このサイトについて
  • 運営者プロフィール
  • お問い合わせ
  • 情報源まとめ
  1. ホーム
  2. 株価
  3. 株価の基礎・市場動向
  4. 株価大暴落の備え
  5. 暴落に強い銘柄の選び方|5つの基準で探すディフェンシブ株

暴落に強い銘柄の選び方|5つの基準で探すディフェンシブ株

2025 11/26
広告
株価大暴落の備え
2025年7月14日2025年11月26日
「暴落に強い銘柄の『選び方』を学ぶ」というテキストと、定性と定量を比較する天秤のアイコンが描かれた画像。銘柄選定の基準を解説していることを示唆。

「暴落に備えたいけど、結局どの株を買えばいいの?」――。多くの投資家が抱える、切実な悩みです。ネット上には「暴落に強いおすすめ銘柄10選」といった記事が溢れていますが、そのリストを鵜呑みにするのは非常に危険です。なぜなら、その銘柄が”なぜ”強いのかを理解していなければ、少し状況が変わっただけですぐに手放してしまうからです。

この記事では、単なるおすすめ銘柄の紹介はしません。その代わり、あなた自身が、自分の力で暴落に強い銘柄を見つけ出すための「一生モノの選び方の基準」を、5つのステップで徹底的に解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたはもう他人任せの銘柄選びから卒業し、自信を持って自分だけのディフェンシブ株ポートフォリオを構築するスキルを手にしているはずです。

※この記事では暴落に強い銘柄の選び方というテーマに特化して解説します。銘柄選びを含む、資産防衛全体の戦略をまず知りたい方は、こちらのまとめ記事をご覧ください。
→ 株価大暴落の備え|初心者でも分かる5つの対策と資産防衛術


目次

そもそも「ディフェンシブ銘柄」とは?なぜ暴落に強いのか

ここでは、本題に入るための前提知識を解説します。なぜ「ディフェンシブ」と呼ばれるのか、その強さの源泉であるロジックを理解することが、銘柄選びの第一歩です。

景気の波に左右されない「守り」の株

ディフェンシブ銘柄とは、その名の通り、守り(ディフェンス)に優れた性質を持つ銘柄群のこと。好景気の時には市場平均ほどの急成長は期待できない反面、不景気や株価暴落の局面で、株価の下落率が市場全体に比べて小さくなる傾向があります。

【ロジック】不景気でも需要が落ちないビジネスモデルとは?

なぜ、ディフェンシブ銘柄は暴落に強いのでしょうか。その答えは、彼らが提供する商品やサービスにあります。それは、私たちの生活に不可欠で、景気が悪くなっても需要が極端に落ち込むことのないものです。

例えば、不景気だからといって食事の回数を減らしたり、病気になっても病院に行くのをやめたり、スマートフォンを解約したりする人は少ないでしょう。この「安定した需要」こそが、企業の売上を支え、株価の安定に繋がるのです。

代表的な4つのディフェンシブセクター

このロジックに当てはまる代表的な業種(セクター)は、以下の4つです。

  1. 生活必需品: 食料品、飲料、洗剤、トイレットペーパーなど。
  2. ヘルスケア: 医薬品、医療サービス、介護など。
  3. 通信: 大手携帯キャリア、インターネット回線など。
  4. 公共事業: 電力、ガス、鉄道など。

銘柄を選ぶ際は、まずこれらのセクターに属しているかを確認するのが基本となります。

ディフェンシブ銘柄の具体的な例や、景気敏感株との違いについてさらに詳しく知りたい方は、以下の解説も参考になります。
ディフェンシブ銘柄とは?下落局面で底堅い値動きに!?(auカブコム証券)


【5つの基準】暴落に強い銘柄の具体的な選び方・見極め方

ここからが本題です。ディフェンシブ銘柄を自力で見つけるための、具体的な「5つの評価基準」を解説します。このモノサシを使えば、企業の強さを多角的に判断できるようになります。

基準①:事業内容の分かりやすさと安定性(定性) – 10年後も必要とされ続けるか?

最初の基準は、その会社が「何をしてお金を稼いでいるのか」を、あなたが簡単に説明できるかどうかです。複雑で理解できないビジネスには投資しない、というのは投資の神様ウォーレン・バフェットも実践する鉄則。10年後、20年後も、社会で必要とされ続けるであろう、堅実で分かりやすい事業内容の企業を選びましょう。

基準②:業界内での競争優位性(定性) – 価格決定力はあるか?

次に、その企業が業界内で「強い立場」にいるかを確認します。他社には真似できない独自の技術や強力なブランド力、高い市場シェアを持っている企業は、価格競争に巻き込まれにくく、安定して利益を上げ続けることができます。多少値上げをしても顧客が離れないような、強いビジネスを持つ企業が理想です。

基準③:財務の健全性(定量) – 自己資本比率は40%以上か?

企業の体力を示す最も分かりやすい指標の一つが「自己資本比率」です。これは、会社の全資産のうち、返済不要の純粋な自己資金がどれくらいの割合を占めるかを示すもの。この比率が高いほど、借金が少なく、倒産しにくい「筋肉質な会社」と言えます。

明確な基準はありませんが、一般的に40%以上あれば安全性が高いと判断されることが多いです。

基準④:収益力(定量) – 効率的に利益を稼げているか?

財務が健全でも、本業でしっかり稼げていなければ意味がありません。企業の収益力は「営業利益率」で確認しましょう。売上に対して、本業の儲けである営業利益がどれだけ残ったかを示す指標で、この数値が高いほど、ビジネスの競争力や効率性が高いと判断できます。

基準⑤:株主還元の安定性(定量) – 無理のない配当を続けているか?

暴落時の心の支えになるのが「配当金」です。何十年も配当を出し続けている、あるいは増やし続けている「連続増配銘柄」は、業績が安定している証拠であり、ディフェンシブ銘柄の有力候補です。

ただし、単純に配当利回りが高いだけで選ぶのは危険。「配当性向(利益のうち何%を配当に回したか)」も必ず確認しましょう。これが高すぎる(例えば80%超)場合、無理な配当で将来の成長投資資金を削っている可能性があり、注意が必要です。


【実践】スクリーニングツールでディフェンシブ銘柄を探す3ステップ

学んだ基準を使って、実際に候補銘柄を探してみましょう。多くのネット証券が無料で提供する「スクリーニングツール」を使えば、誰でも簡単に実践できます。

STEP1:証券会社のスクリーニングツールを開く

まずは、お使いの証券会社のウェブサイトにログインし、株式取引メニューの中から「スクリーニング」や「銘柄検索」といった機能を探して開きます。

STEP2:「選び方の基準」を具体的な数値で条件設定する

次に、これまで学んだ基準を、具体的な検索条件として入力していきます。以下に設定例を示します。

  • 市場: プライム
  • セクター: 食料品、医薬品、情報・通信、電気・ガス、陸運 など
  • 自己資本比率: 40%以上
  • 営業利益率: 10%以上
  • 配当利回り: 3%以上
  • 配当性向: 80%以下

これらの条件を組み合わせることで、基準を満たす候補銘柄が自動的にリストアップされます。

STEP3:出てきた候補を一つずつ分析する

最後に、スクリーニングで出てきた候補企業について、一社ずつ事業内容や近年の業績を確認し、基準①や基準②で解説した「定性的な強さ」を持っているかを判断します。この地道な作業こそが、あなただけの優良なディフェンシブ銘柄を見つけるための鍵となります。

各企業の詳細な財務状況や有価証券報告書は、金融庁が運営するデータベース「EDINET」で誰でも無料で確認できます。
→ EDINETの公式サイト


知っておくべきディフェンシブ投資の注意点とデメリット

ディフェンシブ銘柄は万能ではありません。投資する前に、知っておくべき注意点とデメリットも理解しておきましょう。

デメリット①:好景気では市場平均に劣後しやすい

ディフェンシブ銘柄の最大のデメリットは、市場全体が活況な「好景気」の局面では、ハイテク株などの成長株に比べて株価の上昇が緩やかになる傾向があることです。「守りに強い」分、「攻めは弱い」と覚えておきましょう。

デメリット②:「ディフェンシブ」でも暴落時は下落する

どれだけ守りに優れた銘柄でも、株価大暴落のような市場全体のパニックに巻き込まれれば、株価は下落します。「絶対に下がらない株」ではないことは理解しておきましょう。あくまで「下落率が市場平均よりマシになる傾向がある」という位置づけです。

注意点:「高配当」というだけで飛びつかない(配当性向の罠)

前述の通り、配当利回りの高さだけで投資を決めると、業績の悪化ですぐに減配(配当金が減ること)や無配(配当がなくなること)になるリスクがあります。必ず企業の利益水準と「配当性向」を確認し、持続可能な配当であるかを見極めることが重要です。


【FAQ】暴落に強い銘柄に関するよくある質問

Q
Q1: ディフェンシブ銘柄は、いつ買うのがベストですか?
A

A1: ディフェンシブ銘柄は、ポートフォリオの安定性を高める目的で、いつでも組み入れておく価値があります。その上で、市場全体が下落している暴落時は、普段よりも割安な価格で買える良い機会と言えるでしょう。

Q
Q2: 紹介された基準をすべて満たす銘柄が見つかりません。どうすればいいですか?
A

A2: 5つの基準は理想形であり、すべてを完璧に満たす企業は多くありません。例えば「財務は抜群に良いが、配当は少し低い」といった企業はたくさんあります。ご自身が何を最も重視するか(安定性か、配当かなど)で優先順位をつけ、基準を少し緩めて探してみるのが良いでしょう。

Q
Q3: 米国株でも、選び方の基準は同じですか?
A

A3: はい、全く同じ考え方で応用できます。コカ・コーラ(生活必需品)やジョンソン・エンド・ジョンソン(ヘルスケア)といった企業は、米国を代表するディフェンシブ銘柄です。ビジネスモデルの強さや財務の健全性といった普遍的な基準で評価することが重要です。


まとめ:基準を学べば、暴落は怖くない

この記事では、暴落に強いディフェンシブ銘柄の「選び方」を、具体的な5つの基準に基づいて解説してきました。もうあなたは、他人の推奨銘柄リストに頼る必要はありません。自分だけの「銘柄選びのモノサシ」を手に入れたからです。

このスキルは、一度身につければ、これからの長い投資人生において、あなたを何度も助けてくれる強力な武器となるはずです。

▼次に読むべき記事:歴史を知り、メンタルを制する
市場が必ず回復してきた歴史を知ることは、暴落時のメンタルを支える最大の武器になります。この記事で得た「知識」を、実際の暴落時に「冷静さ」として発揮するために、次は投資家心理とメンタルコントロール術について学んでみましょう。
→ 株価暴落でメンタル崩壊寸前?狼狽売りしないための5つの処方箋

あわせて読みたい
株価暴落でメンタル崩壊寸前?狼狽売りしないための5つの処方箋 スマホを開くたびに、資産が数十万、数百万単位で溶けていく。胃がキリキリと痛み、夜も眠れず、気づけば「もう全部売ってしまいたい…」という衝動に駆られている――。 ...
株価大暴落の備え
株価
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 株価大暴落の過去事例|年表と図解で学ぶ歴史と5つの教訓
  • インバースETFの使い方|初心者が知るべきデメリットと3つの活用例

この記事を書いた人

カナメ | 金融リサーチ・ライター / 資産形成実践家のアバター カナメ | 金融リサーチ・ライター / 資産形成実践家

金融メディア執筆歴10年超。「株価がなぜ動いたか」をデータに基づき言語化する専門家です。
個人としても海外ファンド・株式市場での長期運用を10年以上継続中。投資家の視点とライターのリサーチ力を活かし、金融庁・取引所等の一次情報をベースにした、中立で精度の高い市況解説を行います。

※本サイトの内容は投資助言を目的としたものではなく、一次情報に基づく中立的な情報提供を目的としています。

関連記事

  • ソニーフィナンシャルグループの将来性をSWOT分析に基づいて解説するサムネイル。ビジネスレポート風のデザインで専門性を強調している。
    ソニーFGの将来性は?3大事業の強み・弱みと競合比較で徹底分析
    2025年9月30日
  • 新NISAでソニーフィナンシャルグループ株を買うべきか問うサムネイル。「買い?」と「待った?」の文字が緑とグレーの背景に分かれて表示されている。
    新NISAでソニーFG株は買いか?配当利回りとポートフォリオ戦略
    2025年9月30日
  • ソニーが採用した日本初のパーシャルスピンオフについて解説するサムネイル。「日本初」の文字が強調され、企業の分離をイメージさせるアイコンが配置されている。
    パーシャルスピンオフとは?ソニーが採用した理由とメリット・デメリット
    2025年9月30日
  • ソニーフィナンシャルグループのIPOで当選確率を上げるコツを示すサムネイル。「当選」という金色のスタンプが押され、「当選確率UP 4つの裏ワザ」と書かれている。
    ソニーFGのIPO主幹事は?申込方法と当選確率を上げる全手順
    2025年9月29日
  • ソニーFG再上場後の株価の未来を示すインパクトのあるサムネイル。「日本初」の文字と上向きの株価チャートアイコンが特徴。
    ソニーFG株価【再上場】IPOの仕組みから配当・将来性まで徹底解説
    2025年9月29日
  • 「絶好の買い場、到来。」というテキストと、「大暴落」の文字に「SALE!!」のスタンプが押された画像。「暴落はNISAの買い場」であることを示す記事のサムネイル。
    暴落はNISAの絶好の買い場!積立投資でチャンスに変える資産防衛戦略
    2025年9月22日
  • 「市場の危険信号を察知せよ」というテキストと、危険信号が点滅するレーダーが描かれた画像。「株価暴落の前兆」となる経済指標の分析方法を解説する記事。
    株価暴落の5つの前兆とは?警戒すべきサインと経済指標の見方を解説
    2025年9月22日
  • 「暴落の歴史」というテキストと、世界恐慌やリーマンショックのポイントに赤い稲妻が描かれた、らせん状の歴史年表の画像。「株価暴落の歴史をわかりやすく解説」していることを示す。
    株価暴落の歴史をわかりやすく解説|世界恐慌からリーマンショックまで
    2025年9月22日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

カナメ
金融リサーチ・ライター / 資産形成実践家
金融メディア執筆歴10年超。「株価がなぜ動いたか」をデータに基づき言語化する専門家
  • 新NISAガイド
  • 個別銘柄の株価
  • 株価の基礎・市場動向
人気記事
  • 「一括投資」の太い矢印と「分割投資」の安定した矢印が描かれた天秤のインフォグラフィック。この記事のテーマである「新NISA 200万円 一括投資」における2つの戦略の比較を象徴する一枚。
    【データで結論】新NISA200万円の一括投資はアリ?年の途中から満額を狙うための「最適タイミング」と「暴落対策」を徹底解説
  • スマートフォンでミニ株取引を行うイラストと、コア・サテライト戦略の概念図。この記事のテーマである「新nisa 1000万円 シミュレーション」を月3000円から手軽に始める具体的な方法を視覚的に示す一枚。
    【諦めるのは早い】新NISAで1000万円は無理じゃない!月3000円からの「ミニ株」で始める現実的な資産形成シミュレーション
  • 新NISAを5年で使い切る戦略に潜むシーケンス・オブ・リターンズ・リスクを象徴する、急勾配の坂を駆け上がる人物と暴落グラフのイラスト。この記事のテーマである「新nisa 5年で使い切る その後」に潜むリスクへの注意喚起を伝える一枚。
    【本当に得?】新NISAを5年で使い切る戦略|その後の資産推移と潜むリスク、税金を最適化する全知識を徹底解説!
情報源まとめ
政府機関や金融機関、公式データを象徴するアイコンが連なるインフォグラフィック。正確性と信頼性を視覚的に表現したデザイン。

SEO専門家(歴10年以上)。海外投資歴10年で、現在マン島での投資を実践中。プロの視点で「あなたの知りたい」を徹底解説しています。

→ 詳しいプロフィールはこちら

目次
  • ホーム
  • 運営者プロフィール
  • 免責事項
  • 特定商取引法に基づく表記
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ

© Daily Money Focus:デイリー金融フォーカス.

  • メニュー
  • ホーム
  • 運営者プロフィール
  • 免責事項
  • 特定商取引法に基づく表記
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
目次